なんとも…

苦しくてツラい回だった、平清盛 第39話「兎丸無念」。清盛も兎丸も盛国も、そして時忠も…みんなが皆、それぞれにツラい。禿の‘褒めて!’って感じで清盛を庭から見つめる眼差しも、またたまらんかった…。それとは真逆の苦渋の表情の時忠さん。
今回、台詞はほとんどないのに、時忠の悲しみや怒りがひしひしと伝わってきました。盛国の静かな口調や表情からも。「違う」とわかっていても、殿を支える盛国。自分のしている事が「悪」だとわかっていても、清盛の為、平家の為、自分の為に動く時忠。

兎丸の死で、自分が家来にさせていることが間違いだと気づいても、更に修羅の道を邁進することを選ぶ清盛。ツツーッと流れた涙とプルプルと動く眉間が悲しかった。

見ている自分もかなり辛かったけど、どっぷり集中して拝見しました。疲れた…。